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竹内 薫 営業部在籍。ホームページの更新や、営業ツール作りなどを行っています。お問い合わせフォームからでは問い合わせにくい…という方は是非こちらから気軽に声をかけてください♪ E-mail:k.takeuchi@yamasakigiken.co.jp |
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スタッフブログ
《メールマガジン YZがゆく!!》 第27号
◆□□□■■■■■ 山崎技研PRESENTS ■■■■■□□□◆
YZがゆく!!
第27号 2014.07.23
https://www.yamasakigiken.co.jp/
ものづくりに携わる方の応援メールマガジン
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こんにちは!山崎技研の竹内です。
長かった梅雨も明け、いよいよ夏本番!
そんな中、7月21日の海の日に毎年恒例の「稚魚放流イベント」
を開催しました。
生きているお魚に触れるのが初めてのお子さんもいて、
イベントは大盛り上がり!
暑い中ご参加いただきありがとうございました^^
それでは、メルマガ27号をお楽しみください♪
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このメールマガジンは、当社にお問い合わせをいただいた方、
当社ホームページよりメールマガジンにご登録いただいた方、
当社営業マンと名刺交換をさせていただいた方、
展示会にて当社ブースにお越しいただいた方にお送りしています。
配信停止をご希望の方は、お手数ですがこのままご返信ください。
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∞∞【 目次 】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
1) そこどけそこどけ”ましーん通”る!!
~第4回:フライス盤の駆動方法・ラック&ピニオン式~
2) ちょこっとひと息
~ぼうしパン作りに挑戦!~
3) 百聞は一見にしかず!
~第13回:加工ガイダンス機能 工具交換編~
4) 展示会のおしらせ
5) 編集後記
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●┃ そこどけそこどけ”ましーん通”る!!
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このコーナーでは、工作機械 なかでもフライス盤の「通(つう)」を
目指して、フライス盤の様々な情報をお届けします!
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
第4回:フライス盤の駆動方法・ラック&ピニオン式
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
フライス盤の動きを見て、それぞれ何百キロもあるパーツが
スムーズに動くのはなぜだろう?と不思議に思うことは
ないでしょうか?
駆動源はモーターであったり人力であったりと様々ですが、
それがどのように伝わり機械が稼働するか、皆さんご存知ですか?
今回は、YZシリーズの2軸制御機のZ軸に使われている
「ラック&ピニオン式」について解説します。
まず、ラックとピニオンとは何でしょうか?
ラックは、歯車をまっすぐに伸ばした形状の歯車の一種です。
ピニオンは、ラックにかみ合う小歯車です。
回転しているピニオンがラックにかみ合うことで、
ピニオンの回転運動を直線運動に変換することができる
というのが、ラック&ピニオンのしくみです。
この機構が使われているものとしてよく知られているのが自動車。
ハンドルの回転運動を、タイヤの方向を決めるバーの直線運動に
変えるというものです。
このラックに対して、比較されることが多いのが「角(台形)ネジ」。
汎用機でよく使われていましたよね。
ラックにかみ合うのがピニオンギアであるのに対し、角ネジでは
ナット(メネジ)がかみ合います。そのため、角ネジのピッチに
応じたハンドル送り速度となります。
一方、ラック&ピニオンの場合は、ハンドル送り速度はラック側
のピッチ、ピニオンギアの歯数で決まります。
そのため、送り速度を高めて軽快な運転をしたいという場合には、
ラック&ピニオンが適しています。
ラック&ピニオンと角ネジ、1台でこの両方を採用しているもの
があります。汎用旋盤です。
早く動かしたい往復台の送りにラック&ピニオン、微送りが
必要な刃物台の送りに角ネジが採用されています。
それでは、YZシリーズの2軸制御機(Rシリーズ)では
どのように使われているかご説明しましょう。
主軸頭についているZ軸のメカ手動ハンドルに取り付いている
シャフトの逆側に、ピニオンギアが付いています。
ハンドルを回すとピニオンギアも回ります。
このピニオンギアは主軸頭の摺動面側に出ており、
コラムの2本の摺動面の間に内側向きに取り付いているラックと
かみ合うようになっています。
このような構造から、ハンドルを回すことで、軽快に主軸頭を
上下に動かすことができるのです。
ちなみに、いくらギアがかみ合う構造といっても、
何百キロもの重量のある主軸頭を人力で動かすというのは
無理なこと。
それが可能なのは、主軸頭と同重量のバランス(おもり)が
コラム内にあり、カウンターバランスしているからなんです。
NC制御のフライス盤は、パルスハンドルの動きをサーボモーター
で指令するため、モーターの力で各部分を動かしています。
Rシリーズでいうと、X軸とY軸がこの制御です。
それに対して、カウンターバランスの補助を使って人力で
ハンドルを回すラック&ピニオン式では、Z軸方向の切込み
の感覚がダイレクトに手に伝わるというメリットがあります。
ボール盤を使っているような感覚です。
今回は、ラック&ピニオン方式のお話でした。
次回もお楽しみに!
★弊社フライス盤・YZシリーズに共通した特長はこちらから★
⇒https://www.yamasakigiken.co.jp/blog-staff/2012/05/tsubo-matome.html
★フライス盤の基礎知識はこちらから★
⇒https://www.yamasakigiken.co.jp/blog-staff/2012/05/arekore-matome.html
★製品ラインナップはこちらから★
⇒https://www.yamasakigiken.co.jp/products/
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●┃ ちょこっとひと息
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こんにちは!総務部の宇都宮です。
仕事で忙しい毎日を送られている皆さんに、
ちょこっとひと息ついていただきたい・・・
高知のプチ情報や日常のひとコマなど、
ここではそんな他愛もない話をお届けしたいと思います!
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今回も、いの町にある、
自然公園「グリーンパークほどの」へ行ってきました!
前回の予告通り、高知のご当地パン「ぼうしパン」作りに
挑戦してきました~(^O^)
ぼうしパンが誕生したのは、昭和30年頃!
高知県のパンメーカー「永野旭堂本店」さんが、
製造・販売を始めて人気になったパンです。
丸いパンに、ビスケット生地をかけて焼くメロンパンにヒントを得て、
パンにカステラ生地をかけて焼いたら、カステラ生地が丸いパンのまわりに広がって
帽子のつばのようになったことから、「ぼうしパン」という名前が付いたそうです!
私も小さい頃からぼうしパンは大好きで、
当たり前に食べていたので、ご当地パンと知った時は衝撃でした!(笑)
今回は、お鍋で作るぼうしパン。
奮闘の模様は、ブログにてご覧下さい★
https://www.yamasakigiken.co.jp/blog-staff/2014/07/post_63.html
では、また次回(^^)
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●┃ 百聞は一見にしかず!
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古くからのことわざにもあるように、百聞は一見にしかず!
ここでは当社フライス盤の動画の紹介を通して、カタログや
HPだけでは分からない”リアルな魅力”をお伝えします。
古くからのことわざにもあるように、百聞は一見にしかず!
ここでは当社フライス盤の動画の紹介を通して、カタログや
HPだけでは分からない”リアルな魅力”をお伝えします。
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第13回:加工ガイダンス機能 工具交換編
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数字入力のみで簡単に加工が行える加工ガイダンス機能。
今回は、3軸ATC付き機種のみについている工具交換機能を
ご紹介します。
NCプログラムの中での工具交換は簡単ですが、ATCを使って
手動操作で工具を交換するとなると、一般的なNCフライス盤では
下記のようなプログラムを組み、MDI運転モードでこれを実行
しなければなりません。
G91 G30 G0 Z0;
T1 M6;
この操作を面倒に感じている方、けっこういらっしゃるのでは?
そんな方にオススメなのが、加工ガイダンス機能の「工具交換機能」。
今回は、その手順を動画でご紹介しましょう。
ガイダンスメニューから「工具」を選択します。
すると画面には、ATCのマガジンの図が表示されます。
その図の中には、ツール毎に2つの番号が表示されています。
マガジンのポット番号と、ツール番号です。
画面右下に呼び出したいツールもしくはポット番号を入力する欄が
ありますので、そこへいずれかの番号を入力し、「入力終了」を押します。
あとは手元のガイダンスレバーを倒して実行するだけ。
ちなみに、この工具交換機能では、工具の交換を行うだけでなく
工具を交換した後、工具交換前の位置へ戻るところまで
自動的に行います。
行う操作をNCプログラムと比較してみましょう。
①Z軸工具交換位置まで移動する
G91 G30 G0 Z0;
②テーブル(ワーク)を逃がす
G30 X0 Y0;
③工具を交換する
T1 M6;
④工具交換前の位置に戻る
G90 G54 X~ Y~;
この①~④の動作を、ポットもしくはツール番号の入力だけで
自動的に行うことができるのです。
それでは、動画にて動きをご確認ください。
↓↓
どうでしたか?簡単ですよね?
YZシリーズは基本オープンタイプですから、交換時間は他社の
マシニングセンタに比べて遅く感じると思いますが、その分だけ
入力時間を短縮しているわけです。
こうした操作の簡単さに加え、ガイダンス表示画面上の図も
ポイントの一つです。
ATCを見たままの図が表示されているので、取り出したい
工具のツール番号が分からなくても、外から見て何番の
ポットに入っているかさえ分かれば交換できるのです。
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今回は、ガイダンス機能の「工具交換」メニューをご紹介しました。
いかがでしたか?
加工以外でも操作が分かりやすく簡単であることがお分かり
いただけたと思います。
次回もお楽しみに!
★過去の動画はこちらから★
⇒https://www.yamasakigiken.co.jp/blog-staff/2012/05/movie-matome.html
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●┃ 展示会のおしらせ
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このひと月の間に弊社が出展する展示会をお知らせします。
詳細はこちらからご確認ください。
⇒ https://www.yamasakigiken.co.jp/topics/event/
◆第38回 北海道どてらい市
7月26日(土)~27日(日) アクセスサッポロ(札幌市)
出品機:YZ-8WR
皆様のご来場を心よりお待ちしております!
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●┃ 編集後記
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最後までお付き合いくださり、ありがとうございます!
今年で8回目となった稚魚放流イベントですが、実は稚魚の無償放流
は昭和54年から地道に行ってきた息の長い活動です。
高度経済成長期の環境汚染により魚が激減したことを聞きつけた
創業者の、「もう一度豊かな生命あふれる海を取り戻したい」
という思いのもと立ち上げた養魚事業。
そういった自然環境保護の意識が、これからを担う子どもたちに
広がるきっかけになればとイベント化し、今では毎年100名もの
子どもたちが自然や生き物とふれあい、命の大切さを学んでいます。
今年も多数のお申し込みをいただきありがとうございました!
また来年、お会いできることを楽しみにしています^^
それでは今回はここまで。次回もお楽しみに♪
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当社営業マンと名刺交換をさせていただいた方、
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山崎技研メールマガジン『YZがゆく!!』
第27号 2014年7月23日発行
発行元:株式会社 山崎技研
編 集:山崎技研 メルマガ編集部
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