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竹内 薫
竹内 薫
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山崎技研 スタッフブログ

YZ・わたしの履歴書 ~YZ‐8WR 編~

フライス盤のラインナップが約30機種ある山崎技研のフライス盤を、機種毎に紹介していく「YZ・わたしの履歴書」。

今回は、当社のベストセラー機 YZ‐8WRです!


rirekisyo_8wr.jpgクリックで大きく表示


フライス盤に直接話を聞いちゃおう!というおもしろ企画「突撃!!YZインタビュー」もぜひご覧ください^^

Posted at:2013.4.23

フライス盤あれコレ ~加工機能編~

加工機能というと、大きく次の3つに分かれます。
【1】汎用操作
【2】対話形機能
【3】NCプログラム

ここから加工内容などに応じて機能を選択し、加工するわけです。
この選択が、加工効率を大きく左右するといっても過言ではありません。
YZシリーズでは、それぞれの機能毎に、より効率良く確実な加工が行えるよう、独自の機能を追加しています。
今回は、それをご紹介したいと思います!




【1.汎用操作】

まずは、手動で行う汎用操作です。
ここでは、汎用操作に欠かせないハンドルとレバーに注目してみましょう。

A.ハンドル
handle.jpg写真は門形機で汎用操作をおこなっている様子です。
各軸独立して装備しており、手にすっぽり収まるサイズで使い勝手が良いのが特徴です。

このハンドルにおける当社の一番のこだわりは、ハンドル回転時のスムーズな感触です。通常パルスハンドルというと、回転時に「引っかかり」を感じるものですが、それをあえて除き、手元の感度を5倍高くしています。

これにより、パルスで動いているはずのテーブルや主軸頭が、あたかもハンドルを回して自分の手で動かしているような、汎用機に似た「リアル感」が生まれたのです。

B.モノレバー
mono-lever.jpg写真を見てピンとくる方もおられるでしょう。当社独自のモノレバーは、ゼロ戦の操縦桿を模したものなんです。
この形状が、片手での前後左右、上下のシンプルな操作を可能にしています。
レバー先端についているボタンを押すことで、切削送り/早送りの切替えをスムーズに行うことができます。


これらハンドル、レバーへのこだわりにより、YZシリーズは全機種共通して高い汎用性を実現しているのです。


【2.対話形機能】

各メーカーそれぞれの独自の対話形機能を持っており、その特徴もさまざまです。
当社の対話形機能は、「加工ガイダンス機能」
guidance.jpg画面に示された案内図の中に数値を入力するだけなので、図面を見てから加工開始までが非常に早いんです。
どんな形状の加工をするのか、またどの部分の寸法を入力するのかなども画面上に図で示されているので、イメージしながら入力できるのも、この機能が分かりやすいところ。

加工に際して最も嬉しい機能が、ここで入力した一連の加工を、当社独自の「ガイダンスハンドル(デバックハンドルともいう)」を回すだけで実行できるということです。ハンドルを回す速さに従って送りがかかるので、不安な部分はこの操作で確認するのがいいでしょう。
このハンドルは、初心者が直感的に操作できるようにすると同時に、職人の持つ豊富な経験やアイデアを簡単に精度良く実行できるようにするために装備しています。

簡単な操作で確実な加工を行える頼りがいのあるこの機能により、YZシリーズは「単品・多品種少量加工に強い」と言われるのかもしれません。


【3.NCプログラム】

一般的にNCフライス盤で最も多く使われる機能であるNCプログラム運転。NCプログラム運転に工夫もなにも...と思われるかもしれませんが、ここにもあるんです、当社のこだわり。
NCプログラム運転で怖いのが、一度送りをかけると途中で止まってくれないこと。そのためにシングルブロックや送り速度を落としてデバックをしますよね。確実に加工を行うために仕方ない時間のロスと考えられますが、これをより安全かつ確実に、しかも早く実行できるようにと当社が考えたのが、「デバックハンドル(ガイダンスハンドルと同じもの)」です。
NCプログラム運転時に送り速度オーバーライドのダイヤルを「H(ハンドルの意)」にすると、XYZの各軸ハンドルから独立したデバックハンドルの操作に従ってデバックが行われます。ガイダンスハンドル同様、ハンドルを回す速さに従って送りがかかります。止めたい場合はそれを回すのをやめればいいですし、問題ない部分は送り速度オーバーライドを切り替えて運転すればいいんです。
この機能は、リジットタップが可能な機種(主軸サーボモータータイプ)では、タップサイクルまでハンドルで制御できます。タップの手戻しができる機能があるなんて、驚きですよね。




こういった独自の機能を付加することで、各操作に強いNCフライス盤を実現しているのです!

以上、加工機能編でした☆

また次回をお楽しみに!

Posted at:2012.12.18

知って得する!エコリース講座

このところお問い合わせが非常に多い「エコリース」。
皆さん一度は耳にしたことありますよね。

今日は、今後設備導入をお考えの方や、もう導入を決めていて、リースで購入されるという方にぜひ知っていただきたい「エコリース」について、じっくりお伝えしたいと思います!


【 エコリースとは?】

正式名は「家庭・事業者向けエコリース促進事業」です。
家庭、業務、運輸部門を中心とした地球温暖化対策を目的として、一定の基準を満たす、再生可能エネルギー設備や産業用機械、業務用設備等の幅広い分野の低炭素機器をリースで導入した際に、リース料総額の3%を補助する補助金制度が利用できる、という事業のことです。

新品導入の場合のみで、中古品は対象外です。
また、日本国内に機器を設置する契約でなければなりません。

このエコリースを利用できるのは、家庭(個人)、個人事業主、中小企業、中堅企業に限られており、政府機関や地方公共団体又はこれに準ずる機関でないことが条件です。
※中小企業、中堅企業については、以下に該当するものが対象となります。
 ・資本金10億円未満の会社法上の会社
 ・常時使用する従業員の数が300人以下の医療法人等

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平成23年6月にスタートしたこの事業、正直スタート当初はさほど利用されていなかったように思います。
利用され始めたのは、①補助率引き上げ②対象機器の条件変更 があってからではないでしょうか。


まず、①補助率引き上げについて。
上記でご説明した通り、もともとは補助率は3%でした。
それが、平成24年6月に5%に引き上げとなりました。
これは、今夏全国的に厳しい節電目標が示されたことにより、節電対策支援として環境省より「節電対策リース支援事業」というものが新たに実施されたからです。
エコリース促進事業対象機器全てにこの補助率が適用されるわけではなく、対象機器のうち「節電効果が特に高い24製品群」に適用されます。工作機械はこれに含まれています。
節電対策リース支援事業についてはこちらをご覧ください。


また、平成23年11月からは、岩手県・宮城県及び福島県の東北三県で、次の条件を満たすリース契約において補助率が10%となる「東日本大震災被災地(東北3県)リース支援事業」も実施されています。
その条件は、次の2点です。
 ・「東北三県」のいずれかに本店所在地を有する法人又は住民票に記載された住所を有する個人(個人事業主を含む)をリース先として締結されるリース契約
 ・「東北三県」のいずれかに低炭素機器を設置するためのリース契約
東日本大震災被災地(東北3県)リース支援事業についてはこちらをご覧ください。


そして、②対象機器の条件変更について。

まず、対象機器についてご説明します。
エコリースに対象となるのは、「低炭素機器」と呼ばれるものです。
工作機械で言うと、

 ・高効率切削加工機
 ・高効率研削盤
 ・高効率特殊加工機

の3種類がその対象となっています。

フライス盤であれば、「高効率切削加工機」にあたります。
これには、次のような基準が含まれています。

「被加工材を回転させて加工を行う機構又は被加工材を固定させて加工を行う機構を有する切削加工機のうち、油圧ユニットを有しないもの又は油圧ユニットを有するもののうち、インバーター方式のものに限る。」

この条件があるため、エコリースを利用するために、機種によってはオプションを付加する必要がありました。

しかし、平成24年7月に「油圧ユニット」に関する条件が変更となり、そういった仕様に関する負担が低減されることとなりました。
大まかな変更点としては、ATC(自動工具交換装置)やAPC(自動パレット交換装置)等の附帯機能や周辺機器の油圧機器での利用に限定して設置される油圧ユニットについては、加工作業時における消費電力とは直接関係がないため、そこに油圧ユニットがあろうとなかろうと(もしくはインバーター仕様となっているかどうかは)、エコリース促進事業補助金制度における基準適合確認の範囲に含まれなくなったということです。

当社の製品を例に挙げますと、油圧ユニットを使用している箇所が「ATC、もしくはプルッスタッド工具着脱装置のみ」となっているため、どの機種も基準適合確認の範囲に含まれない = 標準仕様でエコリースの対象、ということになります。


あくまで当社の場合ですが、これにより、エコリースが利用される機会が格段に増えたように思います。
他メーカーさんでも対象となる仕様が変わっているものもあると思います。
これについては、各メーカーさんに問い合わせてみてくださいね。


それでは次に、エコリースの申請についてご説明します。


【 エコリースを申請するには?】

その前に、リース契約に関して確認しましょう。
エコリースを使用できるのは、環境省が指定した「指定リース業者」でなければなりません。
指定リース業者一覧はこちら

※新たに追加される場合もありますので、一覧に掲載されていないリース業者の場合は一度お問い合わせされることをおすすめします。


対象となるリース契約の条件は他にもあります。
・リース期間中の途中解約または解除が原則できない契約であること。
所有権移転外リース取引であること。
・リース期間が法定耐用年数の70%以上(10年以上は60%以上)の契約であること。(最低でも3年以上)
・他に国による機器購入に係る補助金を受けた契約でないこと。
 ※経済産業省の低炭素設備リース信用保険制度との併用は可能
・1リース契約の補助金の対象となる低炭素機器部分のリース料の総額が、2億円以内、かつ300万円以上(個人は65万円以上)であること。


「うーん、何だか条件が多そうだな・・・。申請も面倒なんじゃない?」


と思っている方!ご心配なく!
エコリースの良いところは、補助金申請については指定リース事業者が行うので、リースを受けたい皆さんは面倒な作業しなくていいというところなんです。

リース先となる個人・事業者の方がしなければいけないのは、指定リース事業者へ利用申込書を提出し、リース契約を結ぶことだけ。
導入機器によるCO₂削減量等のモニタリング報告も必要ありません!

補助金制度の詳細や申請などについては、指定リース事業者におたずねください。


エコリース促進事業補助金制度の詳細については、こちらをご覧ください。


ちなみにエコリース促進事業補助金制度の予算額は18億円。
9月14日現在で補助金残額は約11億円となっています。


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フライス盤、マシニングセンタ、旋盤などの今年度中の導入をリースでお考えの方は、ぜひ一度エコリース促進事業補助金制度をご検討ください。


当社フライス盤の仕様等に関するご相談・お問い合わせ等は、お電話、メール、お問い合わせフォームより受け付けております。
どうぞお気軽にお問い合わせください^^



それでは、エコリース講座はこれにて終了です!

最後までお付き合いくださり、ありがとうございました☆

Posted at:2012.9.20

フライス盤あれコレ ~フライス盤の案内役・ガイド編~


今回は、フライス盤の動きを支える「ガイド」について。

ガイド(案内面)とは、その名の通りフライス盤の「案内役」のこと。
各軸がぶれることなく動くように支えるのが、ガイドの役割です。

フライス盤のガイドは、主にこの2種類に分かれます。
◎すべり案内
◎ころがり案内

この2種類のガイドについて説明していきます。
「すべり」と「ころがり」の大きな違いは、面同士か、面と玉か、という部分です。
そこに注目し、それぞれのガイドの特徴をみてみましょう。


【すべり案内】

基準面間に潤滑油を供給し、油の潤滑性を利用して滑らせる方法です。
ガイド面は、焼入れ研磨やキサゲ加工をして仕上げられます。
すべり案内には、欠かせないものが2つあります。
まず1つ目に、潤滑油です。
すべり面に設けられた油溝から一定時間毎に供給され、良好な面を保つ役割を果たします。
潤滑油をまんべんなく広げるために、きさげにより油だまりを作ることも大切です。
そして2つ目が、ギブです。
切削力などにより、面が浮き上がるのを防ぐため、面と面の間に宛がう金属のことを言います。

IMG_0426.jpg IMG_0438.jpg

このように、ギブを宛てがいます。傾斜面に対してのものもあれば、直角面に対するものもあります。
IMG_0440.jpg


図からわかる通り、すべり案内は接触面積が大きく、かつ油だまりにより振動を抑える効果があることから、重切削や重いワークを切削する機械のガイドとして適しています。
一方で、面対面のため、比較的摩擦抵抗は大きくなってしまうというデメリットもあります。


【ころがり案内】

コロや玉を基準面で転がすことで、低いころがり抵抗を利用し案内する方法です。
よく耳にする「リニアガイド」や「LMガイド」などがこれに当たります。
一般的に、面にあたるレールの上を、玉の入ったブロックが移動する仕組みをとります。
転動体(コロや玉)という、面に対して一点で接するため、摩擦抵抗が小さいのが特徴です。
そのため、高速送りを小さな送り力で行うことができます。

ころがり案内については、各メーカーさんのHPを見ていただく方が分かりやすいと思います。
・リニアガイド(日本精工) http://www.jp.nsk.com/products/precisionmachine/linearguide/
・LMガイド(THK) http://www.thk.com/?q=jp/node/6709

高速送りができて省エネ、ということでいいとこずくめな印象の転がり案内ですが、接触面積の小さい玉では、大きな負荷や切削力を受けるには限界があり、衝撃力の大きい重切削には不向きとされています。
そのため、アルミ部品加工やグラファイト加工などの軽切削向きのマシニングセンタに採用されています。


山崎技研のフライス盤は、単品加工向けで剛性のあるベッドときさげ仕上げが特徴、ということでお分かりいただけると思いますが、「すべり案内」を採用しています。
すべり案内であれば、長年の使用で摺動面が摩耗した場合にも、すぐ部品を交換、ではなくギブの締め具合を調整することで、元通りに使用することができるという良さもあります。

どちらにもそれぞれメリットがあり、適した加工があるため、直接的に比較することはできませんが、YZシリーズがターゲットとする加工には、すべり案内が適しているというのは言うまでもありません。


その一方で、弊社のフライス盤の中にも、転がり案内を使用している部分があります。
それは、特別仕様のロングストローク仕様の場合の補助部分です。
500WR1600.jpg


これはY軸(前後方向)の動きに対して、テーブルサイズがベッドからかなりはみ出すことになるため、その補助ガイドとして、ころがり案内を採用しています。X軸の動きに対し、垂れを防ぐ役割も果たしています。
こういった負荷が大きくかからない部分であれば、長期的に精度維持が容易なころがり案内を用いることにメリットがあると考えるためです。

また、近年ではすべり案内、ころがり案内以外の方法も開発されています。


ということで、今回は「ガイド」についてお話ししました。


また次回をお楽しみに!

Posted at:2012.8.20

フライス盤あれコレ ~構造のあれこれ・ベッド型とヒザ型編~

フライス盤の加工や使い勝手を大きく左右する「ベッド型」と「ヒザ型」。

言わずもがな、当社のフライス盤は立型、横型に関わらず、ベッド型を採用しています。


ヒザ型が「最も汎用性の高いフライス盤」と言われる一方で、当社が昔からベッド型だけを一途に作り続けているのには、どのような背景があるのでしょうか?




まずは、ベッド型、ヒザ型についておさらいしましょう。

【ヒザ型】

hiza_2.jpg左図中の赤で印をしている「ニー」がポイント。
このサドルを支えるニーがコラムに沿って上下するのがヒザ型です。
加工時の動きは、ニーの上下によりワーク側が回転する刃物に近づいていく方法をとります。
基本的に、上下動(Z軸)のハンドルがサドルについており、そのハンドルが付いているサドル自体が上下するため、使い勝手はベッド型と真逆と言えます。
目線の高さでの加工が可能なため、軽量ワークの加工や細かい加工に向いています。


※「ヒザ型」の由来は、コラムに沿ったサドルからニーまでが、膝を曲げた脚のように見えるから...?と私は勝手に思っています(笑)ご存じの方、教えてください!


【ベッド型】

bed2.jpg機械を支える頑丈な土台「ベッド」があるのが特徴です。ヒザ型と違って、主軸頭はコラムと分離しており、これが上下するのがベッド型です。
加工時の動きは、回転する刃物がワークに近づいていく方法をとります。
上下動のハンドルは、一般的なメーカーではサドルに、当社では主軸頭についています。
一般的に、作業者のお腹のあたりがテーブル高さとなるため、加工時はワークを見下ろす形になります。
どっしりとしたベッドの上にワークを載せるため、重量物の加工や重切削に向いています。


★どちらのタイプも、X軸はテーブルが左右に、Y軸はサドルが前後に動きます。


それぞれどんな動きをするか、だいたいイメージ湧きましたか?
それでは、当社フライス盤の話に移ります。


その時々の仕事に柔軟に対応できることが、当社フライス盤 YZシリーズがターゲットとする単品加工に求められる条件の一つといえます。

フライス盤の基本的な構造や、使い勝手、こういったことからその条件をクリアしなければなりません。

その中で、「単品加工に幅広くマッチするのがベッド型だった」
これが、当社がベッド型を採用し続ける理由です。


その一方で、ベッド型の機械は、主軸頭が上下動するため、主軸制御モーターのサイズを大きくできないというデメリットもあると言われています。
ヒザ型であれば、主軸位置が固定されているため、動力伝達の制約が少ないのです。

しかし、当社フライス盤はギアがけでモーターを接続しています。
そのため、モーター自体のサイズを抑えつつも大きな切削力を生み出せる、「小さな力で大きな仕事を」実現できます。

つまり、総合的に見ても、当社のフライス盤づくりにベッド型がマッチしているということです。


ベッド型のメリットとして、
 ・剛性にすぐれる
 ・平行度が高い
 ・ワークの高さが変わらないため、同じ位置で加工の確認ができる

この3点が挙げられます。

前回ご紹介したきさげ仕上げが活きるのも、受ける側に剛性のあるベッドがあるからです。


また、高さ方向に自由度が高いという部分も、ベッド型のメリットの1つですね。
ワークの高さが加工時に変わらないため、使い勝手はそのままに、ハイコラム仕様にすることでZ軸ストロークを伸ばすことができるのです。



今回は、ベッド型とヒザ型というフライス盤の2種類の構造と、当社がそのうちの「ベッド型」を採用する理由をお話しました。


それでは今日はここまで。


次回をお楽しみに☆彡

Posted at:2012.7.24

フライス盤あれコレ ~きさげ編~

知ってるようで知らないフライス盤の世界。

今回は、フライス盤の陰の立役者である「きさげ」作業をおこなっている、弊社組立部摺り合わせ部門にお邪魔して、「きさげのあれコレ」を学んでいきたいと思います!!


まず、きさげとは何かをご説明します。

このノミ状の見慣れない刃物が、きさげを行う「スクレーパー」(この刃物を「きさげ」と呼ぶことも)。IMG_0396.jpg

職人それぞれが「マイ箸」ならぬ「マイ スクレーパー」を持っていて、自分仕様に曲げたり研いだりしてカスタマイズしているそうです。

独特なしなり具合のものもありました。

IMG_0403.jpg

このスクレーパーを足の付け根に押し当て、刃物に体重をかけるようにして、鋳物(鋳鉄)を削りとっていきます。

IMG_0417.jpg

この作業を「摺り合わせ」と呼びます。


当社フライス盤のサドルの裏面(ベッドとの摺動面)です。

細やかなきさげを施しています。
IMG_5083.jpg

このウロコ模様一つにつき、深さは1~2ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)だとか。



では、どの部分をどれだけ削りとるかをどうやって判断するのでしょうか?

まず、光明丹(こうみょうたん)と呼ばれる朱色の塗料を塗り、摺動面同士を合わせてみることで、平面度を調べます。

IMG_2332.jpg 

昔は鉛が入っていて体に悪いと言われていましたが、今は鉛レスのものがあります。服についたら落ちないので気をつけましょう!


摺動面同士を走らせて、朱色が残らなかった部分が「あたり」と呼ばれ、高い部分となります。(写真の赤で囲んでいる部分)

IMG_2329_2.jpg

<注意>キサゲ面に光明丹を塗った場合です。これを「黒あたり」と呼びます。逆にギブの摺り合わせの場合は光明丹を塗ったものの上を走らせてあたりを見るため、朱色が残った部分があたりとなります。


この「あたり」が均一になるよう、何度もこの作業を繰り返します。

最少回数で当たりを全面につけられる人が、いわゆる職人さんですね。

IMG_0430.jpg

あたりが均一についているかを見ている職人。絵になりますね~。


プチ講座開講中。

IMG_0436.jpg

職人 「ほらここ、アカ(光明丹)が残ってないろう。ここがあたり。この部分を削っていったらえいがよ」

宇都宮 「なるほど~(◎o◎)」


※方言については、ニュアンスを感じてお読みください^^;


きさげはYZシリーズの大きなポイントでもあります。

製品完成後は人目に触れることのないきさげですが、展示会や工場見学では注目の的となります。

IMG_1976.jpg

今年2月に行われた展示会では、サドル上面のきさげ面を披露しました。

自信があるからこそ見せられるんです。

この時もたくさんのお誉めのお言葉をいただき、とても嬉しかったことを覚えています。


長々とお話ししてきましたが、きさげの役割を説明していませんでしたね。


なぜ摺動面にきさげが必要なのでしょうか?

機械が動くことにより、鋳鉄と鋳鉄が擦れ合わさります。

鉄の塊ですから、もちろん何百キロもの重さのものです。

もし摺動面同士が機械加工や研磨面のままだとすると、たとえ潤滑油を流していたとしても、摺動面に常時まんべんなく潤滑油がいきわたることはないでしょう。そうなると、摩擦による焼き付きや、精度維持が難しくなります。

そういったことを防ぐのが、きさげなんです。

きさげ面のウロコ模様のわずかな溝の一つ一つが油だまりの役割を果たし、常時まんべんなく潤滑油がいきわたるようになります。


きさげが必要な理由の2つ目、機械加工ではできない微調整を行えるのがきさげだからです。

フライス盤は、ベッド、サドル、テーブル、コラム、ハウジング・・・と、大部分が鋳物で構成されています。

数百キロのものですから、ストロークの両端部分では垂れてしまいます。これにより、中央部分の精度は良くても、両端部分にいくにつれ精度が保てなくなってしまうといったことが起こります。

こういったクセを見越して、組み上げていく際にきさげによって摺動面をわずかに中低にすることで、ストロークのどの位置でも一定の精度が保てるようになります。

機械加工では図面の指示通りに加工できていても、いざ組み上げていくと微調整が必要・・・。こんな時にもきさげにより調整することができます。

きさげをすることでコストが上がってしまったとしても、高精度を長期的に維持でき、しかも長持ちするようになるとしたら、きさげは絶対的にフライス盤に必要なものなんです。



フライス盤あれコレ きさげ編、いかがでしたか?

知っていそうで知らないきさげのあれコレ、皆さんも使ってみてください^^


本日ご紹介した弊社のきさげ仕上げについては、HPの職人紹介ページでも紹介していますので、是非ご覧下さい♪

職人紹介はこちらから


それでは、次回もお楽しみに~☆

Posted at:2012.6.15

YZシリーズを語る ~見た目の美しさ編~


「YZシリーズの美しさ」ってどんな部分に表れているでしょうか?


まずひとつ目に、全体的に丸みを持たせていることです。

正直言って、角ばっていようが、丸みを帯びていようが、作業面性に
全く変化はありません。
ただ美しさを追求した結果、丸みを帯びたフォルムの機械となったのです。

YZシリーズで「丸み」というと、主軸頭正面のR面が特徴的です。

IMG_8374.jpg   IMG_2371.jpg
IMG_2372.jpg

この美しいR面を出すために塗装にもこだわる。 そうして作り上げる面構えには、愛嬌さえ感じる魅力があります。

もちろんそれだけでなく、R面にすることで、テーブル上のワークが見やすく、操作しやすくなっているのも事実。
細部へのこだわりが、見た目だけでなく中身も充実した機械を実現しているのです。

また当社は、見えない部分にもポリパテをして美しい仕上がりの塗装を行っており、
きさげも含め、「見えない部分も美しい」ことにこだわっています。
IMG_8747_2.jpg

「フルカバー機で見えないから、ベッド、サドルは見た目にこだわらなくていい」
...そうでしょうか?
違いますよね。 自信がある部分だからこそ、いつ見られてもいい、美しい姿にしているんです。


(※塗装へのこだわりについては、今後詳しい記事を掲載予定です。)


二つ目に、一部の機種を除いて極力カバーを設けず、基本構造をそのまま見せているという点です。
IMG_8339.jpg   IMG_0354.jpg

これは、作業性を考えてという部分もありますが、誰から見ても単純明快な構造であり、
その構造自体に弊社が自信を持っているからです。

飾らないからこその美しさがそこにあります。

そういった、「あえて」のこだわりがあるからこそ、YZシリーズは、どこか人間味のある暖かい、 作り手の意思が息づく機械になり得たのかもしれません。


★隠れた美しさ「きさげ」についてはこちらをご覧下さい。
フライス盤あれコレ ~きさげ編~

Posted at:2012.6.15

動画のご紹介

こんにちは、竹内です!

今日は、弊社のフライス盤をなかなか生で見ることができないお客様のために、動画をご紹介いたします!


「山崎技研のフライス盤とは?」は少し前のものなので、映像にあります工場は、現在の土佐山田工場ではなく高知市の神田工場です。
土佐山田工場版は、coming soon...! ということで^^;


山崎技研のフライス盤とは? ~前編~


山崎技研のフライス盤とは? ~後編~


こんなのもあります。
 ↓ ↓

BSフジ「社長密着24時~世界を変える100人の挑戦者たち」

こちらは土佐山田工場の様子が出てきます。

工場の様子や社内の雰囲気、水産事業部や弊社が行っている社会貢献活動なども紹介されています。

社長の考え、人柄などもとっても良く出ています。


是非ご覧下さい^^

<追記>

社会貢献活動で紹介されている、有機のがっこう「土佐自然塾」はホームページをリニューアルし、有機野菜の通信販売なども行っているそうです。
有機のがっこう「土佐自然塾」のホームページはこちら ⇒ http://www.tosa-yuki.com/

Facebookページもあります♪ ⇒ 有機のがっこう「土佐自然塾」Facebookページ
私と同期の福島さんが更新を頑張ってますので、応援よろしくお願い致します^^

Posted at:2012.6.01

百聞は一見にしかず!・ 動画まとめ

メールマガジン「YZがゆく!!」に掲載中の、加工ガイダンス機能を動画でご紹介するコーナー「百聞は一見にしかず!」をまとめました。

復習はぜひこちらから^^
↓↓

★第18回 新機能 平面切換(円弧)★


★第17回(特別編) 山崎技研の魅力とは★


★第16回 新機能 平面切換(斜め)★


★第15回 ティーチング・プレイバック機能②★


★第14回 ティーチング・プレイバック機能①★


★第13回 加工ガイダンス機能(工具交換編)★


★第12回 加工ガイダンス機能(特別仕様:輪郭プログラム編3)★


★第11回 加工ガイダンス機能(特別仕様:輪郭プログラム編2)★


★第10回 加工ガイダンス機能(特別仕様:輪郭プログラム編)★


★第9回 加工ガイダンス機能(ポケット加工 アーチ編)★


★第8回 加工ガイダンス機能(パターン位置決め編)★


★第7回 加工ガイダンス機能(平面編)★


★第6回 加工ガイダンス機能(側面編)★


★第5回 加工ガイダンス機能(コーナ編)★


★第4回 加工ガイダンス機能(コーナ編)★


★第3回 加工ガイダンス機能(斜め編)★


★第2回 加工ガイダンス機能(円弧編)★


★第1回 測定機能のご紹介★

①2軸制御機の場合

②3軸制御機の場合(Z軸プリセット)